中国の反日教育を止めさせたければ | MotorLife-「政治・経済・社会問題」「2ちゃんねる」ネタが中心のバイクブログ

中国の反日教育を止めさせたければ

今、中国や韓国では、反日活動が活発化していますが、その中国では青少年に向けて反日教育がされ、新聞やテレビでは、毎日挑発的な見出しと、日中戦争中のことが放映されています。これでは一般的な中国市民が、60年前の日本と、現在の日本の区別がつかなくなって、反日的になってしまうのは当然でしょう。


しかし私は、今の日本の嫌中嫌韓に代表される、短絡的な反中ナショナリズムには反対です。本当に中国に反日教育を止めさせたいのであれば、日本の反中姿勢こそ止めるべきです。日本が反中的になればなるほど、非難合戦はエスカレートするだけで、中国の態度は改まりません。まったくの逆効果です。

反日教育は、中国が日本を本当の友好国だと思ったときこそ、初めて中止されます。日本側の要求が通るのは、その後です。私たち日本国民が中国国民を友人と思えるようになったとき、反日教育はやっと終わります。


しかし小泉首相は、中国が強く抗議している靖国参拝を強硬し、日中友好関係をズタボロにしました。許しがたいことです。本当に反日教育を止めさせて、中国と友好関係を結びたいのであれば、靖国参拝中止を声明すべきです。マスコミは、反中国キャンペーンを展開している場合ではありません。


今、日本には「目には目を、歯には歯を」とばかりに、中国との非難合戦を、国民レベルで繰り返していますが、それでは何の解決にもなりません。平和主義、寛容主義こそが、一見遠回りに見えても、これらの問題を解決する一番の近道です。